当店にチラシを置かせていただいている「トーキョーノーザンライツフェスティバル2016」が本日2月6日から12日まで渋谷のユーロスペースにて開催されます。
スウェーデン、デンマーク、アイスランド、フィンランド、ノルウェーといった北欧諸国の新作や日本未公開の注目作からクラシック、スウェーデンが誇る巨匠イングマール・ベルイマンに捧げたドキュメンタリー作まで北欧映画を特集する一週間です。
北欧諸国の映画って日本で公開されることは決して多くはないのですが、秀作がかなり多いです。(最近で言うとハリウッドでリメイクされた「ドラゴンタトゥーの女」のオリジナルの「ミレニアム」シリーズ三部作はスウェーデンの作品で、個人的にはハリウッド版より好きです。)
日本とは異なる気候風土から起因するかどうかは分かりませんが、北欧映画で描かれるどこか内省的な人間模様は我々日本人の感覚では新鮮に映りますし、また厳しい冬や不思議な白夜で暮らす人々の生活習慣、そして雄大な自然などの映像はとても興味深いです。
また個人的に今回注目したいのは1922年にデンマークで作られたサイレント映画「むかし、むかし」をサイレント映画ピアニストの柳下美恵さんが生演奏で伴奏をつけての上映です。
600本を越す映画に伴奏をつけ、全てのジャンルを弾きこなすという柳下さんのピアノとともに見るのは貴重な映画体験となるのではないでしょうか？
スケジュールは明日2月7日16:30〜、2月9日(火)19:00〜の2回となっています。
その他にも北欧の関連イベントがこの一週間、渋谷の界隈で行なわれていますので、この機会にぜひっ！
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