現在、ペンギンカフェのオーディオラックに映画のチラシを置かせていただいているのですが、その紹介を。
ペンギンカフェからほど近いラピュタ阿佐ヶ谷は相変わらず興味深いラインナップで特集上映をされています。
個人的にオススメなのは現在毎日21時からのレイトショーで上映されている「プログラムピクチュアの雄 山口和彦NIGHTS」。
私は先日この特集の「世界最強の格闘技 殺人空手」(S.51)という作品を見てきたのですが、「プロ空手」の創設者・大塚剛のドキュメンタリーという体をとってはいるものの、フェイクドキュメンタリーという枠さえ大きくはみ出した、突っ込みどころ満載、否、突っ込みどころしかない作品でした。
ハッキリ言って、最高!
残念ながらこの作品は上映が終了してしまっているのですが、22日まで「ビッグ・マグナム 黒岩先生」(S.60)という作品が始まります。
主演は横山やすし!!さらに西川のりお、渡辺裕之、長門勇、高田純次、伊東四朗、島田紳助らも出演。
このラインナップだけでもとんでもない作品ということが分かるハズ!
またラピュタ阿佐ヶ谷では現在モーニングショウ(10:30~)で「映画探偵の」というが組まれ、大正時代や昭和ヒトケタに作られた貴重なサイレント映画の名作・怪・珍作が上映中。
この機会を逃すと二度と見られないかもしれない作品ばかりなので、「体験」としてでも見ておく価値が大いにあると思います。
そしてメインの時間帯の特集は「東京映画地図」。
ペンギンカフェにも置いてある雑誌・キネマ旬報にて連載中のイラストレーター・宮崎祐治さんによるコラムとのコラボレーション企画です。
戦後焼野原から復興し、今なお姿を変えゆく街・東京を舞台にした作品が上映中。
ご年配の方々は懐かしいあの風景に思いを馳せ、若い方は「あの場所は昔こんな感じだったの?!」という驚きを珠玉の名作群で体験してみてはいかがでしょうか?
どの企画もラピュタ阿佐ヶ谷らしいラインナップですので、是非足をお運びください!(そしてラピュタ前、あるいはラピュタ帰りにはペンギンカフェにもよかったら...)